札幌市では、モバイルバッテリーや、製品から取り外したリチウムイオン電池は、ごみステーションには出せません。強い衝撃で発煙・発火して、ごみ収集車やごみ処理施設の火災の原因になるためです。リサイクルマークがあって、破損・膨張していないものは、一般社団法人JBRCの回収協力店へ。リサイクルマークがないもの、破損・膨張しているものは、市役所本庁舎12階、清掃事務所、地区リサイクルセンターなどに持ち込みます。ハンディファンのように電池を取り外せない製品は、電池が付いたまま小型家電の回収拠点へ。加熱式たばこ・電子たばこは、燃やせないごみの日に出せます(札幌市「リチウムイオン電池はごみステーションに出せません!」のページ、2026年9月17日更新)。
どんな製品に入っているか
市は、「充電できる製品」や「コンセントにつながなくても動く・光るなどする製品」には、リチウムイオン電池が使われている可能性があるとしています。例として、次のものが挙げられています(出典: 札幌市 リチウムイオン電池はごみステーションに出せません!)。
- モバイルバッテリー、スマートフォン、携帯ゲーム機、デジタルカメラ
- 加熱式たばこ・電子たばこ
- ハンディファン、作業服用ファン、電気かみそり
- 電動工具、コードレス掃除機、電動式のおもちゃ
出し方は4つに分かれる
| 状態 | 出し方 |
|---|---|
| 製品から取り外した電池・モバイルバッテリーで、リサイクルマークがあり、破損・膨張していない | ごみステーションには出せません。一般社団法人JBRCの回収協力店に持ち込みます(協力店はJBRCのホームページで検索できます) |
| 取り外した電池・モバイルバッテリーで、リサイクルマークがない、または破損・膨張している | 市役所本庁舎12階、清掃事務所、地区リサイクルセンター、市内の回収協力店(ビックカメラ・ヤマダデンキ・マツヤデンキ・DCM・ケーズデンキ・ビバホーム)に持ち込みます。この回収拠点は、リサイクルマークがあって破損・膨張していないものも回収し、取り外した電池やモバイルバッテリーなら、どんな状態でも回収します |
| 加熱式たばこ・電子たばこ(電池が内蔵されている) | 燃やせないごみの日に、透明か半透明の袋に入れて、ごみステーションに出せます |
| ハンディファン、電気かみそり、電動式のおもちゃなど、電池を簡単に取り外せない製品 | 無理に取り外さず、電池が付いたまま、小型家電の回収拠点(市役所本庁舎12階、地区リサイクルセンター、北・東・豊平・白石・中央・南区役所、株式会社マテックが運営する「じゅんかんコンビニ」など民間拠点)に持ち込みます。難しい場合は、燃やせないごみとして出せますが、できるだけ持ち込みに協力するよう、市が求めています |
持ち込むときの注意
- 電池は、できるだけ使い切ってから持ち込みます
- ビニールテープなどで、端子の接触部分を絶縁してから持ち込みます
- 回収拠点の一覧(PDF)は、市のページにあります。ただし、回収拠点の情報は、令和7年度時点のものと書かれているので、行く前に確かめます
なぜごみステーションに出せないのか
リチウムイオン電池は、高容量で軽い一方で、内部に燃えやすい液体を含んでいて、発火のリスクが高いとされています。ごみ収集車の中で圧縮されたり、ごみ処理施設の破砕機で外から衝撃が加わったりすると、内部でショートして発火する危険があります。大きな火災が起きると、ごみ収集やごみ処理が長い期間できなくなり、市民への影響も大きくなると、市は説明しています。リサイクル施設で、内蔵のリチウムイオン電池が発火したデジタルカメラの例や、リチウムイオン電池を使った製品の発火で建屋が燃えたリサイクル施設の例も、市のページに写真つきで載っています。
市は、令和7年度に、リチウムイオン電池の正しい出し方についてのリーフレットを、全戸に配布しています。問い合わせは、札幌市環境局環境事業部循環型社会推進課(電話 011-211-2928)です。
情報源
- 札幌市「リチウムイオン電池はごみステーションに出せません!」(2026年9月17日更新): https://www.city.sapporo.jp/seiso/gomi/plastic_separate.html
この記事は2026年10月時点の情報です。回収拠点や出し方は変わることがあります。札幌市のページで確かめてください。札幌市内のほかの記事は、札幌市の記事一覧にあります。
アイキャッチ画像: AIで作成したイメージ(実在の製品ではありません)
