札幌市の敬老パス(敬老優待乗車証)は、2026年(令和8年)4月から、交付の対象が「満75歳以上」になりました。2026年3月末までに敬老パスを持っていた人や申請済みの人は、経過措置があり、75歳未満でも令和8年度以降も使えます。令和8年度の利用者負担金とチャージ額は、経過措置の人は納付書7枚で計28,000円(チャージ70,000円分)まで、経過措置のない人は納付書4枚で計20,000円(チャージ40,000円分)までです。年度の途中で新しく申請した75歳以上の人は、申請した月で初年度のチャージ上限が変わり、10月から12月の申請は20,000円までです(札幌市「敬老優待乗車証(敬老パス)とは?」のページ、2026年4月1日更新)。
目次
対象と使える交通機関
- 対象: 札幌市内に住民登録があり、引き続き居住している満75歳以上の人。2026年3月末までに敬老パスを持っていた人や申請済みの人は、経過措置の対象で、持っている敬老パスは令和8年度以降も引き続き使えます
- 敬老ICカード: 市営地下鉄、市電、中央バス、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつバスで使えます。改札機や運賃箱のカード読み取り部にタッチします。乗継料金が適用されます
- 敬老乗車券(回数券): 夕鉄バス、ばんけいバス、厚別ふれあい循環バスで使えます。敬老ICカードがなければ交付されないので、先に敬老ICカードの申請が必要です。2026年4月から、敬老乗車券でバスから地下鉄に乗り継ぐときの乗継券が、バス車内で買えるようになりました。地下鉄からバスへは、敬老ICカードで乗継券を買います
- 障がい者手帳などの交付を受けている人は、「障がい者交通費助成制度」の対象になることもあります
令和8年度の利用者負担金とチャージ額
納付書1枚ごとの金額と、累計金額は次のとおりです。令和8年度にチャージできるポイントと負担金は、経過措置が適用される人と、適用されない人で違います(出典: 札幌市 敬老優待乗車証(敬老パス)とは?)。
| 納付書 | 経過措置の人 負担金 | 累計の負担金 | 累計のチャージ額 |
|---|---|---|---|
| ① | 2,500円 | 2,500円 | 10,000円 |
| ② | 3,500円 | 6,000円 | 20,000円 |
| ③ | 4,500円 | 10,500円 | 30,000円 |
| ④ | 3,500円 | 14,000円 | 40,000円 |
| ⑤ | 3,500円 | 17,500円 | 50,000円 |
| ⑥ | 6,500円 | 24,000円 | 60,000円 |
| ⑦ | 4,000円 | 28,000円 | 70,000円 |
| 納付書 | 経過措置のない人 負担金 | 累計の負担金 | 累計のチャージ額 |
|---|---|---|---|
| ①〜④ | 各5,000円 | 5,000円→10,000円→15,000円→20,000円 | 10,000円→20,000円→30,000円→40,000円 |
納付書1枚ごとのチャージ額は、どちらも10,000円です。たとえば、経過措置のない人が2枚分を払うと、負担金10,000円で、20,000円分を使えます。
年度の途中で申請した75歳以上のチャージ上限
| 申請した月 | 初年度のチャージ上限額 |
|---|---|
| 4月〜6月 | 40,000円 |
| 7月〜9月 | 30,000円 |
| 10月〜12月 | 20,000円 |
| 1月〜3月 | 10,000円 |
申請から使い始めるまで
申請と利用の手順は、札幌市の「申請と利用方法について」のページに載っています(出典: 札幌市 申請と利用方法について、2026年9月9日更新)。
- 申請: お住まいの区の区役所保健福祉課給付事務係から申請書を取り寄せて申請します。窓口で直接申請もできます。旧様式の申請ハガキが手元にあれば、ハガキでも申請できます
- 受け取り: 申請の約2〜3週間後に、敬老ICカードと利用者負担金納付書が自宅に届きます。カードを紛失・破損して使えなくなったときは再交付できますが、再交付費用として500円がかかります
- チャージ: 札幌市内の郵便局(簡易郵便局を除く)の窓口で、敬老ICカードへ入金します。持ち物は、敬老ICカード、切り離さない利用者負担金納付書、利用者負担金、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)です。代理人が行うときは、委任状と代理人の本人確認書類も要ります
- 時間: 郵便局の営業時間内の平日9時から16時まで(一部の郵便局は平日10時から16時まで。昼の時間に窓口を休止している郵便局もあります)
- 敬老乗車券: 夕鉄バス・ばんけいバス・厚別ふれあい循環バスを使う人は、チャージのあと、郵便局窓口で必要な冊数(1冊1万円分)を申し込みます。翌営業日以降に、区役所から自宅に郵送されます
問い合わせ先は、札幌市保健福祉局高齢保健福祉部高齢福祉課(電話 011-211-2976)です。
情報源
- 札幌市「敬老優待乗車証(敬老パス)とは?」(2026年4月1日更新): https://www.city.sapporo.jp/koreifukushi/korei_riyou.html
- 札幌市「申請と利用方法について」(2026年9月9日更新): https://www.city.sapporo.jp/koreifukushi/korei_sinnsei.html
この記事は2026年10月時点の情報です。金額や手続きは変わることがあります。札幌市のページや、区役所保健福祉課で確かめてください。札幌市内のほかの記事は、札幌市の記事一覧にあります。
アイキャッチ画像: AIで作成したイメージ(実在の場所ではありません)
