- 結論: 札幌市の高齢者帯状疱疹ワクチンは、令和8年度の対象の人が令和9年3月31日までに受けると、定期接種として一部公費で受けられます。料金は生ワクチン4,500円、組換えワクチン2回で21,600円です。
- 対象者: 令和8年度に65歳になる人と、70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳になる人(生年月日は本文の表)、接種日に60〜64歳でHIVによる免疫の障がいがある人
- 今どうすればよいか: 市内の実施医療機関に、予約が必要かを電話で確かめて受ける。組換えワクチンを2回とも定期接種で受けるなら、令和9年1月までに1回目を受ける
- 最終確認: 2026年10月8日 7時 確認
- 確認の種類: 札幌市の公式ページ(高齢者帯状疱疹ワクチンの定期接種、予防接種全般)で確認済み
- まだ確認できていないこと: 市内の実施医療機関の名前と、各医療機関が扱うワクチン
札幌市の高齢者帯状疱疹ワクチンは、令和8年度(2026年度)の対象の人が、令和9年(2027年)3月31日までに受けると、定期接種として一部公費で受けられます。料金は、生ワクチン(ビケン)が1回4,500円、組換えワクチン(シングリックス)が1回10,800円で2回合わせて21,600円です。令和8年度の対象は、65歳(昭和36年4月2日から昭和37年4月1日生まれ)と、経過措置の70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の各年齢の人です。この一部公費負担で受けられるのは、令和8年度の1年間だけです。組換えワクチンを2回とも定期接種で受けるには、令和9年1月までに1回目を受ける必要があります(2026年10月時点)。
令和8年度の対象: 生年月日で決まる
札幌市の「高齢者帯状疱疹ワクチンの定期接種」のページ(2026年6月1日更新)によると、令和8年度の対象者は、次の生年月日の人です。対象者は年度によって違い、令和8年度の対象の人が一部公費負担で受けられるのは、令和8年度の1年間だけです。
| 年度内に迎える年齢 | 生年月日 |
|---|---|
| 65歳 | 昭和36年4月2日から昭和37年4月1日生まれ |
| 70歳 | 昭和31年4月2日から昭和32年4月1日生まれ |
| 75歳 | 昭和26年4月2日から昭和27年4月1日生まれ |
| 80歳 | 昭和21年4月2日から昭和22年4月1日生まれ |
| 85歳 | 昭和16年4月2日から昭和17年4月1日生まれ |
| 90歳 | 昭和11年4月2日から昭和12年4月1日生まれ |
| 95歳 | 昭和6年4月2日から昭和7年4月1日生まれ |
| 100歳 | 大正15年4月2日から昭和2年4月1日生まれ |
- 定期接種の対象になる人の区分: 年度内に65歳になる人。接種日の時点で60歳から64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障がい(身体障害者手帳1級相当)がある人。令和7年度から令和11年度の5年間の経過措置として、その年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人
- 令和12年度以降は、接種日の時点で65歳の人だけが対象になります
- 過去に帯状疱疹にかかったことがある人でも、対象に当たれば定期接種の対象です
- お知らせ: 令和8年度の対象者には、令和8年5月末ごろに、札幌市保健所からお知らせ文を送る予定とされていました。お知らせ文が手元になくても、接種を受けられます
料金と期限: 令和9年3月31日までなら定期接種
- 接種の実施期間: 令和8年4月1日から令和9年3月31日までです
- 令和9年4月1日以降に受けると、任意接種になり、接種費用は全額自己負担です(生ワクチン1回、組換えワクチン2回とも)
- 組換えワクチンは、通常2か月以上の間隔をあけて2回受けるため、2回とも一部公費負担で受けるには、令和9年1月までに1回目を受ける必要があります
- 組換えワクチンの1回目を任意接種で受けている場合は、残りの接種が定期接種になります
- 病気や治療で免疫の機能が低下した人、低下する可能性がある人などは、医師が早期の接種が必要と判断したときに、接種の間隔を1か月に短縮できます
2種類のワクチンの比べ
札幌市のページの表をもとにしています。どちらも、帯状疱疹とその合併症に対する予防効果が認められています。ワクチンごとに予防効果や副反応が違うので、表を参考に、医師と相談して選ぶよう案内されています。どちらか一方を選んで、決まった回数を受け終える必要があります。
| 生ワクチン(ビケン) | 組換えワクチン(シングリックス) | |
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回 | 2回(通常、2か月以上の間隔) |
| 接種料金 | 4,500円 | 10,800円/回(2回で21,600円) |
| 接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
| 予防効果 | 接種後1年で約60%、5年で約40% | 接種後1年で約90%以上、5年で約90%、10年で約70% |
| 副反応(主なもの) | 30%以上: 注射部位の発赤。10%以上: 注射部位のそう痒感・熱感・腫張・疼痛・硬結。1%以上: 発疹、倦怠感 | 70%以上: 注射部位の疼痛。30%以上: 注射部位の発赤、筋肉痛、疲労。10%以上: 注射部位の腫れ、胃腸症状、悪寒、発熱。1%以上: 痒み、倦怠感、その他の疼痛 |
- 免疫機能に異常のある病気がある人、免疫を抑える治療を受けている人は、生ワクチンを受けられません
- まれな副反応: 生ワクチンは、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎。組換えワクチンは、ショック、アナフィラキシーです。強い症状が出たときは、すぐに医療機関を受診します
- 料金の合計: 生ワクチンは4,500円、組換えワクチンは2回で21,600円です。差は17,100円で、この差の金額は、この記事で引き算した値です
料金が免除される人
定期接種の対象者で、次のどちらかに当たる人は、証明書類を持っていくと、接種料金(生ワクチン4,500円、組換えワクチン10,800円・2回で21,600円)が免除されます。証明書類は接種当日に医療機関に出す必要があり、後日の返金はできません。
| 免除される人 | 持っていく書類(主なもの) |
|---|---|
| 生活保護受給世帯の人 | 生活保護受給証明書、または保護変更決定通知書(一番近い月のもの。世帯主のみ) |
| 世帯全員が市民税非課税の人 | 介護保険料納入(特別徴収決定・変更・停止)通知書(2枚目の保険料段階が第1から第3段階のもの)、または、市・道民税・森林環境税の課税証明書(高校生以下を除く世帯員全員分) |
- 令和8年度分の介護保険料の通知書では、世帯全員が市民税非課税でも、保険料段階が第4段階以上になっている場合があります。そのときは、世帯全員分の課税証明書で非課税を確かめて、医療機関に出します
- 課税証明書は、市税事務所、区役所、市役所本庁2階の税の証明窓口で交付しています。帯状疱疹ワクチン接種のために交付するときは、手数料は無料です
- 接種のために、介護保険料の通知書の新規・再発行はできません。各区の保険年金課では、介護保険料段階の電話での問い合わせに対応していません
受けるところ、持ち物
- 場所: 市内の実施医療機関です(「高齢者予防接種実施医療機関名簿」のページで確認)。医療機関によって、扱うワクチンが違います。予約が必要な場合や、再来の人だけ受け付ける場合があるので、事前に医療機関に問い合わせます
- 持ち物: 氏名・生年月日・住所を確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、資格確認書など)。接種の区分が「60歳から64歳でHIVによる免疫の障がいがある人」のときは、身体障害者手帳(1級)か、医師の診断書など(診断書の料金は自己負担)。接種料金の免除を希望する人は、上の証明書類です
- 予診票: 実施医療機関に用意されています
- 原発避難者特例法に基づき、指定市町村から札幌市に避難して届出をしている人は、札幌市民と同様に、定期接種として受けられます。身分証明書と「届出避難場所証明書」を持っていきます
帯状疱疹とは
- 過去にかかった水痘(みずぼうそう)のウイルスが、加齢や疲労、免疫の低下で再び活性化して、水ぶくれが神経に沿って帯状に出る病気です
- 皮膚の症状が出る2、3日前から、かゆみやピリピリした痛みが出たあとに、水ぶくれが現れます。発熱、頭痛、リンパ節の腫れも出ます
- 50歳以上で発症した人の約20%が、皮膚の症状が治ったあとも3か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」になる、と市のページに書かれています
- 成人のほとんどが、原因のウイルスに感染しているので、誰でも発症するリスクがあり、70歳代で発症する人が最も多いとされています
ほかの高齢者の定期予防接種との並び
札幌市の「予防接種全般について」のページ(2026年9月11日更新)には、高齢者の定期予防接種(B類)として、次の4つが載っています。B類は、接種費用の一部が自己負担です。
- 高齢者インフルエンザワクチン: 65歳以上の人と、60歳から64歳で心臓などに一定の障害がある人が対象です。実施期間中に1回です
- 高齢者新型コロナワクチン: 対象と回数は、高齢者インフルエンザワクチンと同じ区分で載っています
- 高齢者肺炎球菌ワクチン: 65歳の人と、60歳から64歳で心臓などに一定の障害がある人が対象です。1回です
- 高齢者帯状疱疹ワクチン: この記事で書いた内容です。令和8年度の接種実施期間は、令和8年4月1日から令和9年3月31日までです
問い合わせ
- 札幌市保健所 感染症総合対策課(予防接種担当): 011-211-8189(平日8時45分から17時15分、年末年始を除く)。健康被害の救済制度の相談先でもあります
- 札幌市コールセンター: 011-222-4894(年中無休、8時から21時)。一般的な注意事項や実施医療機関を案内しています
- 各区の保健センター(健康・子ども課): 月曜日から金曜日(祝日を除く)の8時45分から17時15分。中央011-205-3351、北011-757-1185、東011-711-3211、白石011-862-1881、厚別011-895-1881、豊平011-822-2469、清田011-889-2047、南011-581-5211、西011-621-4241、手稲011-681-1211
確認できなかったこと
市内の実施医療機関の名前と、各医療機関が扱うワクチン、令和9年度以降の対象者の一覧(市のPDF)、帯状疱疹の症状と治療の詳しい説明は、この記事に載せていません。市の「高齢者予防接種実施医療機関名簿」と、「水痘・帯状疱疹」のページで確認してください。
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情報源
- 札幌市「高齢者帯状疱疹ワクチンの定期接種」: https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/taijouhousin.html(2026年6月1日更新、2026年10月8日に確認)
- 札幌市「予防接種全般について」(各区保健センターの電話): https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/fy01yobousessyu.html(2026年9月11日更新)
アイキャッチ写真: AIで作成したイメージ(実在の施設ではありません)
