札幌市の「ヒグマ出没情報」に載っている2026年度(令和8年度)の出没は、4月14日から9月22日までで58件です。区別では南区が27件でいちばん多く、中央区と豊平区が各10件、西区が5件、清田区が4件、手稲区が2件です。月別では6月の20件が最多で、9月は22日までに6件でした。最新の出没は9/22(火)17時30分、中央区盤渓の砥石山から小林峠登山口へ向かう登山道です(札幌市「ヒグマ出没情報」のページ、2026年9月23日更新分。この記事の集計は、このページの一覧を数えたものです)。
区別の件数(4/14〜9/22、58件)
| 区 | 件数 | 一覧に載っている場所の例 |
|---|---|---|
| 南区 | 27 | 定山渓(16件)、小金湯、簾舞、北ノ沢、南沢、白川市民の森、豊滝市民の森、砥山、真駒内、藻岩山ルート |
| 中央区 | 10 | 盤渓、宮の森、円山西町 |
| 豊平区 | 10 | 羊ケ丘(10件すべて) |
| 西区 | 5 | 福井、西野の宮丘公園、平和、三角山〜盤渓ルート |
| 清田区 | 4 | 有明、里塚 |
| 手稲区 | 2 | 手稲金山、手稲本町 |
| 北区・東区・白石区・厚別区 | 0 | 一覧に載っていない |
南区の27件のうち、2件は一覧に区名がなく「定山渓無番地」と書かれています(定山渓は南区です)。手稲区の2件のうち1件も、「手稲本町無番地」と書かれています。件数は、札幌市が現地調査などでヒグマによる出没と判断した情報の一覧で、見つかったときの状況は「目撃」「足跡」「カメラで確認」などと分けて載っています。
月別の件数は6月がピーク、9月は22日までに6件
| 月 | 件数 |
|---|---|
| 4月(14日から) | 4 |
| 5月 | 12 |
| 6月 | 20 |
| 7月 | 11 |
| 8月 | 5 |
| 9月(22日まで) | 6 |
状況の内訳は、目撃(「ヒグマらしき動物を目撃」を含む)が36件、カメラでの確認が12件、足跡・フン・痕跡・物音が9件、「ヒグマを確認」が1件です。6/9には中央区宮の森1条16丁目付近で3頭の目撃、6/26には南区定山渓で親子の目撃も載っています。
9月の6件
- 9/22(火)17時30分: 中央区盤渓458番地付近(砥石山山頂から小林峠登山口に向けて1.7kmの登山道)。ヒグマらしき動物を目撃
- 9/13(日)15時50分: 南区定山渓(国道230号上、中山峠から札幌方面へ約2kmの地点)。ヒグマを確認
- 9/9(水)15時55分: 定山渓(春香山小屋から西に約400mの道道1号線上)。ヒグマを目撃
- 9/8(火)22時00分: 西区福井9丁目付近。ヒグマらしき動物による物音を確認
- 9/3(木): 南区白川市民の森(案内板26番と6番の中間地点)。フンを確認
- 9/3(木)8時05分: 南区定山渓(国道230号「薄別」バス停から中山峠方向に約100mの道路上)。ヒグマを目撃
この記事を書いた時点で、札幌市のページの最終更新は9/23です。それ以降の出没は、札幌市のページで確かめてください。
出没情報の受け取り方(札幌市公式LINE)
札幌市公式LINEのリッチメニュー「ヒグマ出没情報」から「受信設定」を選び、受信したい地区(市内10区と山林)を選ぶと、ヒグマの出没日時や出没場所がプッシュ通知で届きます(出典: 札幌市 ヒグマ出没情報の配信、2026年6月25日更新)。
- 配信されるのは、札幌市職員と委託業者の現地調査のあと、ヒグマによる出没と判断された場合(可能性が高い場合を含む)です。市街地での出没など緊急の情報は、現地調査の前に配信することがあります
- 配信時間は午前6時ごろから午前0時ごろまで。夜間の配信も選べます。緊急の情報は、深夜から早朝に配信することもあります
- 複数の地区を登録できます。境界で目撃があった場合は、両方の区の登録者に配信されるため、同じ情報が複数届くことがあります
山に入る前に・出遭ったときに(札幌市の案内)
札幌市の「野外活動での注意点」は、「ヒグマに出遭わないこと」がいちばん重要だとしています(出典: 札幌市 野外活動での注意点、2026年4月7日更新)。
- 山に入る前に出没情報を確認し、出没している場所には入らない
- 鈴やホイッスルで音を出す。なければ手をたたく、大きな声を出す、複数人で話しながら歩くのでもよい
- 山でヒグマの糞や足跡を見つけたら、速やかに引き返す
- 出遭ってしまったら、慌てず、走って逃げない。ヒグマを見ながら、ゆっくり後ずさりして立ち去る。大声を出したり石を投げたりすると、ヒグマを興奮させて危険
- 子グマを見つけたら近づかず、速やかに離れる。母グマが攻撃してくる可能性が非常に高い
- クマ撃退スプレー(トウガラシ成分入り、噴射距離は約5m)は、本当に襲われそうなときだけ使う。すぐ使えるよう腰などに付けておく
- 市街地に寄せ付けないため、食べ物やごみ(空き缶やペットボトル、弁当の容器も)は放置せず、必ず持ち帰る。土に埋めても掘り返される
札幌市は、ここに書いた対処法が、必ずヒグマとの事故を防ぐわけではないとも書いています。問い合わせは、札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課(011-211-2879)です。
情報源
- 札幌市「ヒグマ出没情報」(2026年9月23日更新): https://www.city.sapporo.jp/kurashi/animal/choju/kuma/syutsubotsu/index.html
- 札幌市「札幌市公式LINEで「ヒグマ出没情報」を配信しています」(2026年6月25日更新): https://www.city.sapporo.jp/kurashi/animal/choju/kuma/linehaishin.html
- 札幌市「野外活動での注意点」(2026年4月7日更新): https://www.city.sapporo.jp/kurashi/animal/choju/kuma/yagai.html
この記事は2026年10月時点の情報です。出没情報は日々更新されます。最新の情報は、札幌市のページと公式LINEで確かめてください。札幌市内のほかの記事は、札幌市の記事一覧にあります。
アイキャッチ画像: AIで作成したイメージ(実在の場所ではありません)
